KMC―慶應義塾大学公認学生団体マンドリンクラブ(ALL KMC)

概略

KMC―慶應義塾大学公認学生団体マンドリンクラブ (Keio Mandolin Club / KMC) は、1910年/明治43年に創立した、大学としては現存する日本最古のマンドリンクラブの1つです。
その後、高等学校(1950年/昭和25年)、女子高等学校、中等部(1960年/昭和35年)、志木高等学校(1964年/昭和39年)と順次マンドリンクラブが創立されました。卒部生は自動的にKMC三田会に所属します。OB・OGは1500人余を数えるに至りました。

そして、これら全団体を以って「ALL KMC(おーる・けい・えむ・しー)」と称しています(「KMCファミリー」と呼ぶこともあります)。 下記「名称について」にあるように正確には全体を指して「KMC―慶應義塾大学公認学生団体マンドリンクラブ」なのですが、大学単独の場合と区別する為便宜上こう呼びます。

ALL KMCコンサート

年に1度、KMC各団体が一堂に会すオールKMCコンサートが開催され、10代から70代までの幅広い年齢層の人たちが集まって一緒に演奏しています。これは世界に類を見ない、素晴らしい集まりであると思います。

演奏会の履歴は歴史資料室に掲載しております。

名称について

今日「KMC―慶應義塾大学公認学生団体マンドリンクラブ」という呼称は慶應義塾大学のマンドリンクラブのことを指すことがほとんどです。 しかし高校や中等部にマンドリンクラブが出来る前は、生徒・学生・卒部生の皆が1つの「KMC―慶應義塾大学公認学生団体マンドリンクラブ」を形作っていました。 一時には「大学のマンドリンクラブ」「学生の部活動」という姿勢ではなく、エンターテインメント集団としての「KMC―慶應義塾大学公認学生団体マンドリンクラブ」であったようです。
そういった意味で、「KMC―慶應義塾大学公認学生団体マンドリンクラブ」という名称はKMCファミリー全体を表すものです。 名称に「大学」という言葉が入っていないことにはこのような意味"も"あります(学校の成り立ちからそもそもの学校名称が「慶應義塾」であること、クラブ創立時点で大学令前であり「大学」ではなかったということが起源的な理由)。